60年の信頼と実績 北田鍼灸院

さいたま市大宮区で
60年の信頼と実績
北田鍼灸院

頭痛の種類

頭痛には、おおきく分けて三つの種類があります。

・緊張型頭痛
・片頭痛
・群発頭痛

では、一つずつ見ていきましょう

緊張型頭痛の解説と鍼灸施術

首や肩の筋肉が、硬くコリすぎて、 神経や血管を圧迫して、痛みをひきおこします。

緊張性頭痛

痛み方、痛む場所
・頭の後ろ、頭全体など、大きい範囲
・締めつけられるような痛み

原因
・パソコンや編み物など、長時間同じ姿勢が多い作業
・心身のストレス
・体の冷え

緊張型頭痛の鍼灸施術

緊張性頭痛の筋肉
緊張性頭痛の筋肉

緊張型頭痛では、筋肉の奥がコリかたまり、硬くなるので、 奥の筋肉を直接刺激して、血行を良くすることができる鍼が、 大変良く効きます。
特に、首の後ろの頭板状筋、首板状筋、頭半棘筋、首半棘筋、首の横の斜角筋群、 さらには、頭の一番奥の、表面からは絶対に届かない後頭下筋群などを、 鍼で緩めるのが、効果的です。
頭痛が出るほどの慢性のコリを持っている方、 特に、10代くらいの頃若い頃から慢性になっている方などは、 筋肉が硬い状態が普通になってしまっているために、 施術で一時的に頭痛が治っても、すぐに痛みが戻りやすいです。
定期的な施術を続けることで、 筋肉がやわらかい状態が体にとって普通になってゆき、 頭痛が発生する頻度も減ってきます。
少しずつ施術の間隔を空けてゆき、 再発を防ぐためのメンテナンス施術に移行しましょう。

ご自身で出来る予防、対策
・適度な運動、ストレッチ
・お風呂などで温める
・こまめな作業の中断、休憩

片頭痛の解説と鍼灸施術

頭の中の血管が拡張して、神経を圧迫して、 痛みを引き起こします。

片頭痛

痛み方、痛む場所
・頭の片側。こめかみなど。時に両側にもおこる。
・ズキンズキン、ガンガンと、脈打つような痛み。
・前兆として、目の中に光のようなものが見える時がある

原因
・ストレスやホルモンバランスが関係するともいわれる
・明確な原因は不明

片頭痛の鍼灸施術
緊張型頭痛とは全く逆の原理で起こる、片頭痛。
ただ単に、首や肩の血行を良くするだけでは、 返って痛みが増してしまいます。
ただ、治療では首や肩も鍼をします。
なぜかというと、首肩の滞りを取って血流の流れ道をつくることで、 全身に血流が回りやすくなり、頭の中の血管の拡張を緩和できるからです。
同時に、背中から手足まで、末端に血流を誘導するように、 全身を施術してゆきます。
鍼灸施術を続けることで、 少しずつ、片頭痛が発生する頻度が減ってきます。

ご自身で出来る予防、対策
・ストレスの少ない生活を心がける
・頭痛が出たら、安静にして冷やす
(運動したり温めると血管がより拡張して痛みが増す) ・こめかみを押さえる

群発頭痛の解説と鍼灸施術

片頭痛と同様に、頭の中の血管が拡張して、 神経を圧迫して、痛みを引き起こします。
2~4年に一度発生し、発生すると1~2ヶ月程度、 毎日ほぼ同じ時間に、30分から数時間、激しい頭痛に襲われます。
痛みが発生する時期を「群発期」といいます。

群発頭痛

痛み方、痛む場所
・頭の片側から目の奥が、えぐられるように激しく痛む
・凄まじい痛みのために、じっとしていられない
・あまりの痛みで死んでしまいたいと思うほど(自殺頭痛とも呼ばれる)
・痛む時間は、明け方が多い
・痛む前に前兆がある

原因
・明確な原因は不明
・「群発期」には、飲酒が痛む引き金になる

群発頭痛の鍼灸施術
通常の時は、頭痛は全く出ないので、 鍼灸は群発期に施術します。
内容は、片頭痛と似ています。
痛みが出ているほうの、頭、首、肩をほぐし、 全身に血流を回してやります。
群発期の痛みを少しずつ緩和して、 薬の量を減らしたり、うまくすると薬なしでやり過ごせる日も出たりします
(ただし、ガマンは禁物です!!)

ご自身で出来る予防、対策
主に群発期での予防、対策になります。
・禁酒禁煙
・無理せずに薬を飲む
・気圧の急激に変化する場所を避ける

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