首のコリを施術すると
「眼がスッキリしました」
「あれ、鼻づまりが治って、とおるようになった」
ということがよくあります。
首のコリが、どうして眼や鼻に影響するのでしょうか?
これにはいくつか理由があります。
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首のコリを施術すると
「眼がスッキリしました」
「あれ、鼻づまりが治って、とおるようになった」
ということがよくあります。
首のコリが、どうして眼や鼻に影響するのでしょうか?
これにはいくつか理由があります。
首には、様々な神経や血管がとおっています。
その中には、鼻や眼に通じる血管もあります。
首のコリがひどくなると、筋肉が硬くなり、それらの血管を締めつけてしまい、血流が悪くなります。
すると、鼻がつまりやすくなったり、眼の疲れが取れにくくなったりします。
逆に、首の筋肉を鍼でやわらかくすると、血流が改善されて、眼がスッキリしたり、鼻がとおったりしやすくなるのです。
首の後ろから後頭部にかけて、後頭神経(こうとうしんけい)がとおっています。
これは、首のコリからくる後頭部付近の頭痛に関連しています。
この神経が、実は頸髄(首の骨の真ん中を通る太い神経)付近で、三叉神経(さんさしんけい)という、顔の感覚をつかさどる神経と連絡しているのです。
なので、首の後ろを鍼で刺激すると、その刺激は三叉神経にも伝わり、眼や鼻に影響して、眼がスッキリしたり、鼻がとおったりするのです。
首のコリがひどくなると、自律神経の乱れにつながります。
そもそも全身どこでも辛い症状をほおっておけば、心身がリラックスしづらくなり、自律神経が乱れやすくなります。
しかし、首は脳に近く、より症状が顕著に感じやすいのです。
また、首のコリは頭痛や歯痛、目鼻などの症状を引き起こし、コリだけに留まらないことも多いことから、余計に自律神経を乱しやすくなります。
自律神経は、身体を無意識的に調節している部分で、もちろん眼や鼻の機能も例外ではありません。
自律神経の乱れは、眼や鼻の機能をも乱れさせる場合もあり、逆に自律神経が整うと眼や鼻の機能が整いスッキリするともいえるのです。
なお、自律神経に関しては、こちらもご参照くださいね。
参照:自律神経失調症の施術
首の施術で眼や鼻がスッキリするのは、それだけ首は重要な部分である、ということです。
首には、眼や鼻だけでなく、頭、耳、歯など全てに影響を及ぼす神経や血管が、ギッシリ通っているのです。
首の筋肉のコリで、それらが圧迫されたら、身体に様々な悪影響が出てしまいます。
油断してほおっておかずに、なるべく早めに解消させてくださいね!!