コリかたまった筋肉は、痛みや不快感を発生させます。
これは体の異常を知らせる重要なサインです。
早めに施術をすれば、コリはすぐに解消されるでしょう。
しかし、ガマンする人も多いと思います。
ずっとガマンし続けると、筋肉はどうなるでしょうか。
人間の脳には、鎮痛物質を出す機能が備わっています。
痛みや不快感から防御するための機能です。
ある一定の期間、コリや不快感を感じつづけると、
脳が自動的に鎮痛物質を発し、コリを忘れさせてくれるのです。
これが
何もしてないけど、いつのまにかコリが感じなくなった
という状態です。
いわば、麻酔と同じような状態です。
もちろん、本当にコリが治ったわけではありません。
単に感じなくなっただけで、コリの硬さはそのままです。
鎮痛作用で一時的に忘れさせてくれたコリの辛さも、
施術せずに放置したり、仕事や姿勢のクセなどの生活環境が変わらなければ、
筋肉はますます硬くコリかたまり、再び痛みや不快感が襲ってきます。
当然、コリそのものは、以前よりもさらに硬くなっています。
コリの上に、さらにコリが上乗せして、積み重なるような状態です。
脳が一生懸命鎮痛しても、さらに悪化してコリの辛さが襲いかかってきます。
もちろん、筋肉内の血流を良くする機能もフル回転で頑張ってくれますが、
日々、仕事で長時間の同一姿勢でコキ使われている筋肉は、
人間が自分で回復する力よりも、疲労によるコリが悪化するほうが、圧倒的に強いのです。
この繰り返しで、少し揉んだくらいではすぐに元の辛さに戻ってしまうような、
強烈に頑固な慢性コリが出来上がってしまうというわけです。
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