さいたま市大宮区 北田鍼灸院における腱鞘炎の針灸治療の解説です

北田鍼灸院へようこそ!!

そもそも「腱(けん)」ってナニ?

腱と筋肉

は、筋肉と骨をつなぐ、硬い組織です。
筋肉の動きを、骨に伝える役割を果たします。
腱自体は、ほとんど伸び縮みせず、自ら動くこともありません。
いわば、筋肉がモーターで、腱は動力を伝えるワイヤーのようなものです。

ちなみに・・・

筋肉と骨をつなぐものを「腱」といい、 骨と骨をつなぐものは「靭帯(じんたい)」といいます。
両方とも組織は同じですが、場所によって呼び方が違うのです。

「腱」と「腱鞘」の深~い関係

腱と腱鞘

腱の動きがスムーズに指に伝わるように、 固定してくれているのが、腱鞘です。
腱鞘が無いと、腱動いた時に左右にずれたりして、 うまく指に力が伝わらなくなってしまいます。

負担をかけすぎると、関係にほころびが・・・

腱鞘炎

仕事や日頃のクセなどで、指に繰り返し力が入り続けると、 腱と腱鞘に過度に摩擦がおきます。
だんだんと耐え切れずに炎症がおきて、 組織が腫れあがってきます。
これが腱鞘炎です。

また、炎症をほおっておくと、腫れあがった組織が固まってしまい、 腱が腱鞘を通過する時に、バネをはじくような状態になります。
これがバネ指です。

親指におこる腱鞘炎、ドケルバン病

腱鞘炎

親指は、他の指と全く構造が違うので、 腱鞘炎も違うものとなります。
繰り返しの摩擦で起きるのは同じですが、 場所が、手首の付近におきるのです。
この場所は、短母指伸筋長母指外転筋という二つの筋肉を、 まとめて腱鞘で包んでいるので、負担がかかりやすいのです。
パソコンやスマホのやりすぎなどで、よく起こり、 名前を発見者にちなんで、ドケルバン病といいます。

腱鞘炎

上図のように、親指を中に入れてこぶしをつくって曲げると、 炎症がおきている場所に痛みが出るのが特徴です
(なんてことない検査ですが、フィンケルシュタインテストという長い名前がついてます)

腱鞘炎、ドケルバン病の鍼灸治療

米粒よりも小さくひねる灸

痛みが強く出ている腱や腱鞘の部分は、 敏感で、鍼をするととても痛いので、お灸を中心にして、 炎症を抑えて痛みを鎮めます。
(火が皮膚に到達する前に消すので、火傷になりません)
負担がかかって硬くなっている腕の筋肉には、 鍼とお灸をして血行を良くしてほぐし、皮内鍼を留め、 腱や腱鞘への負担を軽くします。
同時に、首や肩など全身を見ることで、 さらなるリラックスを促して、回復を早めさせます。

ご自身でできる、腱鞘炎、ドケルバン病の対策

腱鞘炎のストレッチ 腱鞘炎のストレッチ2

親指以外の指は、上図のようにストレッチすることで、 指を動かす腕の筋肉をストレッチできます。
ムリヤリ伸ばすのではなく、 気持ちが良いくらいに、15~20秒ほど持続して伸ばすのが良いです。
作業の合間や寝る前、お風呂の中などで、 こまめにストレッチをして、筋肉をリフレッシュさせてあげましょう。

ドケルバン病のサポーター

親指の腱鞘炎、ドケルバン病の対策としては、 親指を保護するサポーターが有効です。

腱鞘炎は、指の使いすぎで起きるので、 本当は、なるべく指を使う作業を控えたほうが治りが早いです。
しかし、腱鞘炎になる方はだいたい、 仕事で指に負担をかけることが多く、なかなか休めないのが現実。
しかし、一度かかると治りにくいばかりは、 最終的には手術が必要になる場合もあります。
そうなる前にしっかり治療を続ければ、 痛みと炎症が抑えられて楽になりますし、 悪化も防ぐことが出来ます。

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