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自律神経失調症の方は、背中の筋肉がゴリゴリに硬い方が多い

自律神経失調症の方を診させていただくと、首から背中の筋肉がゴリゴリに硬くなっている方がほとんどです。
このゴリゴリを鍼灸で取ってあげるだけでも、自律神経の症状がかなり改善する方もいます。
背中の筋肉のコリと自律神経が密接な関係にあることは、あきらかなのですが、どのような要因で自律神経が乱れてしまうのでしょうか。

自律神経のほとんどは、背中から出ています

自律神経の図

自律神経は、脳の視床下部という場所から発生し、 脊椎(せきつい:首から腰までつながる、いわゆる首の骨、背骨、腰骨の総称)の脇にくっつくように自律神経の大元を通しています。
そこから、各臓器などに枝分かれしていくのです。

自律神経の大元が背中の骨にくっついているのですから、背骨に近い場所の筋肉が硬くコッていれば、自律神経にも影響が出やすくなります。

また、背中の筋肉は身体を支える役割を担っています。
身体を起こしている時は、常に働き続けているのです。
その背中の筋肉が硬くゴリゴリにコってしまうと、身体を起こしている間は常に辛い、ということになり、非常にストレスになります。
背中は自分の手が届きにくく、届いたとしてもコッた筋肉を自分でほぐすことは難しいので、それもイライラを増幅させます。
この辛さからくるストレスも、自律神経を乱す大きな要因になりえます。

さらにいえば、背中の筋肉が硬くなって身体を支えづらくなると、良い姿勢を保つのが難しくなります。
すると、だんだん猫背のようになり、ますます背中の筋肉に負担がかかりやすくなるという悪循環にもなります。
姿勢が悪くなるということは、背中の骨もそれに合わせて曲がるということですから、背中の骨にくっついている自律神経にも影響がないともいえないでしょう。

このように、たかだか背中の筋肉のコリといえど、自律神経に与える影響は大きいのです。

原因を鍼灸で一つ一つ取り除いていくことで自律神経失調症の症状も楽になります

背中の筋肉のコリそのものが、即座に自律神経を乱すというわけではありません。
しかし、ほおっておけば確実に自律神経に悪影響を及ぼします。
特に、様々な要因でストレスを抱えてらっしゃる方ほど、首から背中の筋肉はゴリゴリに硬くなっているものです。
大元の原因であるストレスから解放されることが、自律神経失調症から解放される近道であることは間違いありませんが、 ストレスによって悪化してしまった身体を、鍼灸によって元に戻していくことも、自律神経失調症から解放されるもう一つの近道です。
また、ストレスそのものからは解放されているのに自律神経症状が治らないという場合も非常に多いです。
そんな時は、表に出ている症状を一つ一つ治していくことが心身のリラックスにもつながり、それが自律神経を安定させることにもつながるのです。

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