さいたま市大宮区 北田鍼灸院による低気圧と体調不良の関係についての解説です

北田鍼灸院へようこそ!!

鍼灸を施術中に患者さんのおなかがグーと鳴ることがあります

かなり疲労が溜まっていたり、 ひどくコッた患者さんに鍼灸を施術していると、 患者さんのおなかが

グー・・・

と、鳴ることがあります。

患者さんは、ちょっと恥ずかしがります。
しかし私はこれを

体の喜びの声

と、呼んでいます。

胃腸は自律神経と密接につながっています

自律神経の働き

心身が緊張状態にあると、 自律神経のうちの「交感神経」が、活発に働きます。

「闘争と逃走の神経」
と呼ばれ、心と体を興奮状態にさせます。
体を活発に働かせるために、 筋肉に血流をガンガン送り込みます。
心拍数も上がります。
まさに「闘いに備える」のです。

その代わり、活発にならなくなる場所があります。
代表的なものが

胃腸

なのです。

胃腸の働きをストップさせて、その分のエネルギーと血流を、 他にまわしているのです。

緊張状態が続くと、胃腸の働きはストップしてしまいます

ここで考えてみましょう。
もし闘いが、何時間も、何ヶ月も続いたら、どうなりますか?
心身は疲れ果ててしまうでしょう。
いくら筋肉に血流を送るといっても、 筋肉だって、ずっと緊張して力が入ってるわけですから、 そのうちカチコチに固まって、血管も圧迫されて、 血流を送り込めなくなってしまいます。
心拍数だってずっと上がり続けたら、 どこで下げていいのかわからなくなってしまいます。
(これが動悸につながります)
胃腸の動きが悪いままでであれば、 食欲もなくなってしまうし、 無理にご飯を食べれば、胃が痛くなります。
ストレスで胃が痛くなるというのは、こういうことです。

実際、本当の闘いに接する兵士を研究した、以下のようなものがあります。
wikipediaからの抜粋です。

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戦争

どの程度の戦闘ストレスによって、部隊に精神的損耗が生じるかを調べるために
1944年ノルマンディーで、連合国の兵士を対象に、研究が行われた。
スワンクとマーチャンドの報告によれば、 継続的な戦闘ストレスに曝された部隊の戦闘効率性は、 一時的に上昇しながらも、ある時点を境に低下していくことが分かった。
この過程は、4つの期間に大別することが可能であり

・第1期は、兵士が戦闘に適応する期間で、約10日間に及ぶ。
・第2期は、戦闘効率性が最大限に発揮される期間で、約20-30日間に及ぶ。
・第3期は、兵士は過敏になり始めて、戦闘効率性が低下し始める期間で、約10日間に及ぶ。
・第4期は、終末的な戦闘疲労を見せる期間で、約10日間に及び
 この段階において、兵士は完全に無気力な状態となり
 部隊は、効率的に戦闘することが不可能となる。

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どうです?
細かい状況は違えど、なんか似てませんか?
実際に闘いに接してる立場じゃなくても、 日常に重ねることができそうですよね。

がんばり続けられるのには、限度があるのです。

鍼灸で、自律神経を調整すると胃腸が再び動き出します

長い緊張状態を経てヘトヘトに疲労した体というのは、 胃腸の動きもスッカリ止まってしまっているのです。
交感神経が緊張しすぎて、自分の力では戻せなくなってしまっているんですね。

そこで、鍼灸で体の一番疲れている部分、コッている部分、 痛みや辛さが出ている部分に、 心地よい刺激を与えてあげます。

鍼灸を受けてリラックス

一番辛いところが緩むと、 体がリラックスする力も、大きく働きます。

体を弛緩させ、リラックスさせる



が、とても活発に働くようになるのです。

副交感神経は、交感神経と対になる自律神経で、 鎮静作用をつかさどります。
筋肉を弛緩させ、心拍数を下げます。
血流を胃腸に送り、働きを活発にさせます。
体全体がリラックスして、食欲が出たり、眠くなったりします。

ということは・・・

「グー・・・」

というのは、体が喜んでリラックスしているサイン。
まさに

「体の喜びの声」

に他ならないというわけです。

なので、もし皆さんも施術中におなかが鳴ったら

「あ、これは効いてるんだな、私の体が喜んでいるんだな」

と、思ってくださいね。

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